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のろのろのろ雑記


2006年07月05日 GbE-PCI2

_ [レビュー]GbE-PCI2 買いました

 「苦労と試行」とも呼ばれる玄人志向のイーサネットボード、「GbE-PCI2」を買いました。Realtek RTL8019ASチップで遅いし負荷も高い「LD-PNE20/TA」からの乗り換えです。

外観

 

 パッケージはシンプル、中身も「本体」「Low Profileブラケット」「ドライバCD(8cm)」「説明書(英語)」の4つ。従来のNICと比べてコンパクトです。

 ただ、低価格品ということもあって、PCIのピン加工が少々雑でした。ちょっと心配。

 

使用

 早速PCIスロットに差し込むと、あっさり認識。ドライバもすんなりインストールされました。ちょっと拍子抜け。

 ギガビット環境がない(けど買った)ので100BASE-TXですが、Celeron 366MHzという非力なCPUにも関わらず、netperfで受信66Mbps(CPU:60%)・送信84Mbps(CPU:75%)、ファイル転送で49Mbps(CPU:45%/UATA-33)と、従来の「ファイル転送で5.5Mbps(CPU:50%)」と比べると大幅なスピードアップと低負荷になりました。

 本当はチューニングするべきところですが、これだけでもう幸せです。

その他

 

 "Compiles with PCI V2.2 and 32 bits"とありましたが、要求環境に「(PCI 2.2/2.1)」とあり、実際にPCI 2.1対応の440ZXチップセットで動作しています。また、GigaCheckというユーティリティが付属していて、1000BASE-Tだとケーブルを通る信号の品質が測定出来るようです(100BASE-TXでもExcellent/Normal/Poorのリンク品質は表示可能)。

まとめ

 少々雑な所がありましたが、動作は非常に安定しています。価格もCPU負荷も低く、気軽にギガビット環境を準備・構築するには良い選択かもしれません。もちろん、100BASE-TXでも。