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ワンセグカッター - VGA-TV1S版
USBワンセグチューナを購入。バイナリエディタで録画ファイルを見てたら、カット編集が出来そう。というわけで作っちゃいました。
概要
- サンワサプライの「VGA-TV1S」の視聴・録画アプリケーション「Presto!
PVR」で録画したファイル(ファイル拡張子:nts)をカット編集します。
- 「鍵を解読!」とか「コピーし放題!」ではありません。あくまで暗号化されたままカット編集するので、再生出来る条件は編集前と変わりません。
動作環境・ダウンロード
- oneseg_cutter.exe - 72KB (2007/1/10 Ver1.00)
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- 圧縮等はされておらず、ワンセグカッターの実行ファイルそのままです。
- Windows 2000/XP以降では、そのまま実行可能です。それ以前のWindowsでは、Visual
Basic 6.0ランタイムのインストールが必要です。
- カット編集作業そのものには、VGA-TV1SやPresto!
PVRは必要ありません。
操作方法
- 「ステップ1」にて、ファイルを選択します。
- Presto! PVRがインストールされている場合、設定を読み込み保存先のファイルを一覧表示します。
- ファイルを選択すると、自動的にファイルが解析されます。
- 「ステップ2」にて、解析内容を確認します。
- 「記録時間(推定A)」は、ファイルサイズから記録時間を計算した値です。ファイルによって多少異なる場合があります。
- 「記録時間(推定B)」は、データに規則的に存在する「TSヘッダ」と呼ばれる情報の一部を調べて算出した、正確な値です。
- 初期状態では表示されません。「調べる」にチェックしてファイルを選択しなおすと、「記録時間(推定B)」も表示します。ファイル全体を読み込み調べるため、ディスクアクセスが非常に多く時間が掛かります。
- 「ステップ3」にて、カット範囲を選択します。
- 「開始位置」「終了位置」を入力します(時・分・秒)。
- 「ステップ3」の右下にある「保存」ボタンを選択します。
- 保存先のフォルダとファイル名を指定します。編集元のファイルには上書き出来ません。
- カット編集が行われます。ディスクアクセスが非常に多く時間が掛かります。
- 編集が終了すると、「書き込みが完了しました。」と表示されます。
注意
- 何が起こっても責任取りません。
- 録画したファイルと同様、再生してから映像が表示されるまで数秒掛かります。開始位置の指定には余裕を持ってください。
- カット編集を最適化していません。下記のような処理が行われるため、ディスクアクセスは非常に多いです。
- 開始位置のサーチ:編集元ファイルを、先頭から開始位置まで読み込む
- 保存先へのコピー:終了位置まで、編集元ファイルから読み込んだデータを保存先ファイルへ書き込む
トラブルシューティング
- ステップ2 - 「データ形式を認識できません。」
- データ形式が正しくないため、カット編集が出来ません。そのファイルがPresto!
PVRで再生可能かどうか、確認してください。
- ステップ3・カット編集中 - 「末尾に達したため書き込みを終了しました。」
- カット編集自体は正常に終了しています。カット編集に用いられる記録時間(推定A)と、実際の記録時間が異なるために、終了位置までデータを読み込もうとしたら実は最後だった、という状態が発生したものです。
- 解析・カット編集を途中でやめたい!
- ワンセグカッターを閉じると止まります。カット編集中だった場合は保存途中のファイルが残りますので、不要であれば削除してください。
Q&A
- 正確にカット出来ません。
- ワンセグのデータ自体が正確にカット出来るようになっていないためです。
- 開始位置・終了位置のサムネイル(静止画)とかは表示出来ませんか?
- 暗号化されているため、表示出来ません。
あとがき